
育毛剤を探している人なら、チャップアップとプランテルEXはご存知でしょう。
どちらも人気ですし、どっちを買ったら良いか迷っている人は多いのではないでしょうか。
どちらも人気の育毛剤ですので多くの人に愛用されていますが、この2つの育毛剤、実はアピール成分が全く違っていて、ターゲットも違うんですよね。
ここでは、2つの育毛剤のどこが違うのか、さらにどんな人が使うべきなのかをまとめました。
2つの育毛剤のどちらを使うか迷っている人はもちろん、どの育毛剤を使うか考えている人も必見です。
Contents
プランテルEXの主な成分と期待できる効果

最初にプランテルEXのメイン成分と、それらがどのような効果が期待できるかをまとめました。
特に注目すべき成分は3つあります。
- リデンシル
- ペブプロミンα
- 発毛促進成分
それぞれの成分について解説していきます。
リデンシル
リデンシルは世界的に注目されている新しい育毛成分です。
リデンシルには2つの期待できる効果「頭皮の炎症予防」と「細胞を活性化させヘアサイクルの改善」があります。
頭皮環境を整えながら、健康的な髪を作り出す手助けをしてくれるという成分ですね。
そんなリデンシルの効果がわかる臨床試験が公開されています。
毛髪密度に関するテスト結果
- 方法
- 濃度3%のリデンシルと、偽物の成分を使用
- 実際の人の頭皮で実施
- 期間3ヶ月
- 結果
- リデンシルを使用した方が毛髪密度が29%も増加
被験者は偽物の成分とは知りません。つまり、プラシーボ効果は関係なく、リデンシルの効果が実証されたことになります。
どの育毛剤にも言えることですが、ヘアサイクルを改善するには3ヶ月ぐらいの長期の使用が必要で、リデンシルも同様でした。
「継続は力なり」ですよね。
頭皮の炎症予防に関するテスト結果
リデンシルを構成するものの1つにEGCG2というものがあります。このEGCG2が頭皮の炎症予防をしたテスト結果を書きます。
頭皮の炎症を引き起こすものの1つに、IL-1β(インターロイキン-1β)という物質があります。
- 実験方法
- 「IL-βを加えた」「IL-βにEGCG2を加えた」を比較
- 頭皮に塗布
- 結果
- IL-βを加えた」ものにくらべ、「IL-βにEGCG2を加えた」ものが頭皮の炎症を21%軽減
このことは、EGCG2を含んでいるリデンシルは、頭皮の炎症予防を期待できることを意味しますね。
細胞活性化に関するテスト結果
DHQGもリデンシルを構成するメインの1つで、細胞活性化に期待できます。
髪の毛の成長には毛乳頭にある線維芽細胞というものが必要です。
繊維芽細胞を成長するのに体内で作られているのがbFGFというものです。
- 実験方法
- DHQGを3種類の量に分けて塗布したものと、bFGFを塗布したものとを比較
- 細胞での実施
- 結果
- DHQGが少量と普通の量の場合は、bFGFを塗布した方が繊維芽の成長効果があった。
- DHQGが多量の場合はbFGFよりも繊維芽が成長した。
リデンシルの成分であるDHQGがたくさんあれば、髪の毛の成長を活性化が期待できるのです。
ヘアサイクルを整えるテスト結果
髪は生えて成長し、一定の長さになり、そのまましばらくしてから抜けていきます。これがヘアサイクルと呼ばれています。
そして、このヘアサイクルが乱れることで薄毛になるのです。
リデンシルのヘアサイクル改善効果を示す実験結果もありました。
- 実験方法
- 3%のリデンシルと、偽物の成分を使用
- 実際の頭皮に塗布
- 3ヶ月後比較
- 結果
- リデンシルの方は、成長期の髪の量が9%もアップ
- さらに、休止期においても髪の量が17%減った
髪の量が減ってしまうとだめなのではと思う人もいるでしょう。
しかし、休止期に古い弱い髪が抜けることは、その後、丈夫な髪の毛が生えるために必要なのです。
リデンシルは、ヘアサイクルの「生える」に加え「抜ける」過程もしっかりと促進、しっかりしたヘアサイクルへとしてくれます。
ペブプロミンα
ペブプロミンαは、プランテルEX独身の特許出願成分です。
ヒオウギエキス・ボタンエキス・ビワ葉エキスの厳選された3つの成分を独身比率で配合されたものです。
この3つの成分は、他の育毛剤にも使われていますが、独自比率がポイント。
ペブプロミンαの効果を示す実験は、「株式会社日本食品機能研究会」という機関が行ったものがありました。
その結果では、AGA(男性型脱毛症)の原因である5αリダクターゼの発生をペブプロミンαが阻害しました。
男性の薄毛の最も多い原因はAGAですので、ペブプロミンαは多くの薄毛の方に期待できるのですね。
ペブプロミンαは、美容皮膚科医で医学博士である先生からもこの5αリダクターゼ抑制効果に期待が寄せられています。
発毛促進成分
プランテルEXには、発毛促進効果が期待できる成分としてセンブリエキス・グリチルリチン酸ジカリウム・ジフェンヒドラミン塩酸塩の3つを配合しています。
それぞれの期待できる効果は次の通りです。
センブリエキス | 血行を促進。毛乳頭細胞を活性化し、発毛促進 |
---|---|
グリチルリチン酸ジカリウム | 頭皮の炎症予防 |
ジフェンヒドラミン塩酸塩 | 痒みを抑制、頭皮環境の改善 |
最初にセンブリエキスの臨床試験結果を書きます。
- 実験方法
- AGA患者14人に
- 1日2回センブリエキスを塗布
- 結果
- 10人硬い毛髪が増えた
- 副作用なし
センブリエキスは安全かつ効果が期待できる成分であることがわかります。
チャップアップの主な成分と期待できる効果

チャップアップにも3つの注目成分が含まれています
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- M-034(海藻エキス)
- センブリエキス
- オウゴンエキス
それぞれ、まとめます。
M-034(海藻エキス)
M-034は北海道ミツイシコンブ由来エキス、ヘアサイクルを正常に整える働きをします。
成長期を長くして髪の毛を増やし、休止期には弱った髪を抜けさせるというヘアサイクル改善効果が期待できるのです。
プランテルEXのリデンシルと同じようですね。
M-034は臨床実験で、髪の毛を「成長」させる力はあのミノキシジルと同程度もあるとされています。
他の実験でも、M-034には外毛根鞘という細胞を増やすことにより毛根を強くし、抜け毛を防いでくれる働きも期待できる結果がありました。
海藻エキスからできているのですから、保湿効果もあります。
また、ミノキシジルは副作用のリスクがあります。頭皮のかぶれ、かゆみ等です。
一方のM-034は副作用の心配はありませんので安心して使えますね。
センブリエキス
センブリエキスは、チャップアップに含まれている発毛促進成分です。
プランテルEXでも使われていましたね。
臨床試験で効果が認められたセンブリエキスですので、大きな効果が期待できます。
しかも、副作用の心配もないので安心できる成分です。
オウゴンエキス
オウゴンエキスには、AGAの原因となる5αリダクターゼの分泌を抑えてくれる働きがあります。
「ブブカ」という育毛剤には、同様にオウゴンエキスを配合しています。
その公式サイト情報には、オウゴンエキスが5αリダクターゼを抑える力が77%となっています。
抜け毛の予防には欠かせない成分になります。
プランテルEXとチャップアップの成分まとめ

2つの育毛剤それぞれの主要3成分と期待できる効果を書きました。
ここでは、それらを簡単にまとめてみました。
プランテルEX
- リデンシル:頭皮の炎症やかゆみを抑え、頭皮環境を改善。育毛効果をサポート
- ペブプロミンα:AGAの原因となる5αリダクターゼの動きを抑え、抜け毛を抑制
- 発毛促進成分(センブリエキス・グリチルリチン酸ジカリウム・ジフェンヒドラミン塩酸塩):頭皮環境の改善
チャップアップ
- オウゴンエキス:5αリダクターゼを抑制、抜け毛を抑止
- M-034:ヘアサイクルを正常化。保湿効果
- センブリエキス:血行を促進、細胞の活性化
比較してみると、含まれる成分が違っていても、その働きや期待できる効果は似ていることがおわかりになるのでは。
違いといえばプランテルEXの方が、頭皮の炎症やかゆみを抑える成分が多いぐらいでしょうか。
販売価格(コース毎)と全額返金保証制度の違いは?

薄毛対策は、ヘアサイクルを改善する必要があり、3ヶ月以上かかります。ですので、育毛剤は長い間、毎日使い続けることが基本。
そうなると、続けて購入できる価格であることが大事ですよね。また、返金保証制度も大事です。
ここでは2つの育毛剤それぞれの値段と返金保証制度をまとめました。
価格
プランテルEX | チャップアップ | |
---|---|---|
単品購入 | 13,800円 | 7,400円 |
三本まとめ買い | 24,600円 | 19,800円 |
定期購入 | 9,700円 | 7,400円 |
ご覧の通り、チャップアップがかなり安いですよね。
さらにチャップアップの内容量は一本あたり120mlなのですが、プランテルEXは50mlと半分以下の容量です。
もちろん、量が少ないから効果がないわけではありませんが、量が多い方が、頭皮全体に塗布しやすく使いやすかったりします。
また、頭皮全体(薄毛じゃない部分)の血行を促進することは、一部を促進するより大きなアドバンテージとなります。なぜなら、頭皮は一枚の皮でできているので、一部より全体の血行を促進する方がパワーがあるからです。
コストパフォーマンスの面では、圧倒的にチャップアップがおすすめです。
返金保証制度
育毛剤は長期間使用することもあり、返金保証があると安心ですよね。
それぞれの育毛剤の返金保証は以下のようになります。
プランテルEX | 定期コースは30日間返金保証 |
---|---|
チャップアップ | 定期コースは永久保証 |
チャップアップは永久保証もありますが、個人的には30日でも充分ではと思うので、どちらも保証制度は問題なしと言えるのでないでしょうか。
ただし、保証制度は細かな規定がありますので、ホームページで確認して下さい。
プランテルEXとチャップアップ比較まとめ!あなたはこっち!

2つの育毛剤の成分と期待できる効果をまとめ、さらに値段を比較しました。
しかし、期待できる効果はあまり違いはなく、結局どちらにするか迷ったままの人もいらっしゃるでしょう。
そんな人におすすめなのが、進行度合いで選ぶ方法です。
おすすめな人 | |
---|---|
プランテルEX | 初期段階から少し薄毛が進行し、「発毛促進力」が必要な人に →薄毛がやや進行した人 |
チャップアップ | 少し抜け毛が気になりだした人、予防として始める人に →薄毛の心配をし始めた人・価格を抑えたい人 |
理由は、2つを比較するとチャップアップは頭皮環境改善向けの成分が多いのに対して、プランテルEXは頭皮の炎症改善やAGA対策の成分が多いからです。
どちらの育毛剤を使用するにしろ、薄毛対策は時間がかかりますので、早めに始めることをおすすめします。
個人的には、20代の若者はチャップアップで様子をみるのをおすすめします。なぜなら、20代のAGA発症率は6%ほどで、ほとんどが頭皮環境の悪化だからです。
価格も安いですし、いきなりプランテルEXのような高級な育毛剤を買わなくてもいいかなと。これはリアップなどの発毛剤にも言えます。リアップは副作用リスクもあるので、なおさらですね。
私のチャップアップ体験レビューも参考にしてください!
逆にアラフォー世代はAGAの確率は上がるので、AGA対策成分が多い育毛剤を選んだ方が効果は期待できるでしょう。
この記事が参考になり、みなさんがご自分にあった育毛剤を選んで薄毛が改善できれば、幸いです。